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No6. 途中経過:セミ・ファイナリストデッキ総括
準決勝戦に駒を進めたプレイヤー達のデッキを1つ1つ分析していく。



第2回戦までが終了し、14人いたプレイヤーも残り4人となった。
ということで、これまでの激戦を勝ち抜いたセミ・ファナリストと、そのデッキを紹介していきたいと思う。

※画像はイメージです

だんぱ
ブログ、「だんぱ@ABCDを語る」を運営するプレイヤー。
とりわけ大会戦において好成績を残していて、対戦CGIでの勝率は60%超をマーク。
また、ブースタードラフトの技術は非常に高い。
サイドカップ2010には力作デッキ「日本語でおk(UA+DD)」を投入。
成績
1回戦 VSアモ(2-0) VSターボメテオ(UA+DD)
2回戦 VS乾燥わかめ(2-0) VS闇単(BT+UA)

メインデッキ

日本語でおk(UA+DD) 40

クリスタル 15                           ソーサリー 11                          

3 《炎水鉱》
3 《水風鉱》
3 《光風鉱》
3 《光炎鉱》
2 《白緑損害水晶》
1 《白赤損害水晶》

3 《キャトル・ミューティレーション》
4 《全生完壊》
4 《猫缶》


召喚呪文 14                           ランドスペル 0                          

4 《3mの宇宙人》
4 《光輝巨人》
3 《クラスター猫弾》
3 《猫師》

バトルスペル 0                         
サイドボード
サイドボード

3 《水神の下僕》
2 《墓石洗い》
3 《伊勢海老》
2 《氷炎陣》

特徴的なことといえば、なんとだんぱはいずれの試合もストレート勝ちしている。
その相手もターボメテオにコックローチとどうみても一筋縄ではいかない相手だ。
運の要素もあれど、これを実現したのはだんぱの的確なサイドボーディングとプレイングだろう。
レポートを書いているときの私は、驚きの連続であった。
あまりに逆転に対して逆転するので、常套手段である「しかし」、「だが」、「なんと」が売切れてしまうのだ。
まったく困ったものだ!え、それは君のボギャブラリーが不足しているからだって?
いや、それほどだんぱの技術は凄いのである。


※画像はイメージです

七誌
ブログ、「七誌@ABCD」を運営するプレイヤー。
ABCD黎明期から活躍しているが、最近は更に活動が活発である。
新wiki、新チャットの管理、デッキアーカーブス2009の作成など、彼がABCDを支えている割合は大きい。
そして彼もまた、勝率60%以上をキープする凄腕プレイヤーである。
成績
1回戦 VSひで(2-1) VS闇単ビートダウン(UA+DD)
2回戦 VStricktrap(2-1) VSパキケスライ(UA+DD)

メインデッキ

アグレッシブパーミッション (BT+UA) 40

クリスタル 14                           ソーサリー 13                          

10 《水のクリスタル》
4 《無色のクリスタル》

4 《対抗呪文》
2 《魔力幇助》
4 《霊魂逆流》
3 《精神抹消》
召喚呪文 13                           ランドスペル 0                          

3 《対空魔神》
3 《飛行亀》
3 《深海のゴーレム》
4 《水神の下僕》





バトルスペル 0                         
サイドボード
サイドボード
4 《呪文掌握》
3 《霊魂退行》
3 《支援狩り》

七誌のデッキはおなじみ、水単。
幅広い対応力が魅力のデッキだ。
なんといっても興味深いことは、大会開始前から七誌はこのデッキを使用することを宣言していたことだ。
(レシピまでは明かしていなかったが)
それだけ、自信のあるデッキのようだ。
またサイドボードのカードはどれも特定のデッキをギッチリ締め上げる。
七誌の相手は上に紹介しただんぱ。さて勝つのはどちらか。


※画像はイメージです

29
去年に入って、急激に大会での成績を収めるようになったプレイヤー。
それまではネタデッキ・プレイヤーとしても有名だった。
(例えば、《巨神兵》や《無謀な格闘家》といえば彼の代名詞である)
2010始まりの大会も、セミ・ファイナル進出!!今年も大会は29色に染まる!?
成績
1回戦 VSいえす(2-0) VSフィールドロック(SE+UA)
2回戦 VSRAID5(2-0) VSステロハナ(SE+UA)

メインデッキ

ま た メ テ オ か(BT+DD) 40

クリスタル 15                           ソーサリー 16                          

15 《炎のクリスタル》




4 《魔力加速》
4 《直下型流星群》
4 《魔力幇助》
4 《シルバーバレット》

召喚呪文 9                           ランドスペル 0                          

2 《爆炎のゴーレム》
4 《ファイサラーバード》
3 《短気な収集家》




バトルスペル 0                         
サイドボード
サイドボード

4 《無謀な格闘家》
2 《対耐熱定規》
4 《メルトダウン》   

29もまた、一度も敗北していないプレイヤーだ。
しかも、サイドチェンジをほとんど行っていないというのだから驚きだ。
そして注目すべきはサイドボードで異様な存在感を放つ《無謀な格闘家》。
彼が出撃する日はくるのだろうか。
29のこだわりが感じられる、熱いサイドボードだ。


※画像はイメージです

itachi
ブログ「ABCDデュエル再現部屋」を運営するプレイヤー。
再現ツールやブードラツール、そして現FTT運営と、ABCDに多大な貢献をしている。
このレポートの大半の記事も、再現ツールを使って書かれている。お世話になります。
名作ダメゲー『FRAGILE〜さよなら月の廃墟』はキッチリ最後までプレイしてしまったそう。オツカレサマデス。
成績
1回戦 VS('A`)(2-0) VS水単(UA+DD)
2回戦 シード


メインデッキ

ジャージの兄貴(BT+UA) 40

クリスタル 14                           ソーサリー 10                          
14 《闇のクリスタル》


4 《即死》
2 《吸魂術》
3 《友引》
1 《ロボトミー殺人事件》
召喚呪文 8                            ランドスペル 0                          
4 《ジャージーデビル》
4 《オゴポゴ》

バトルスペル 8                          
4 《突然死》
4 《紫鏡》
サイドボード
サイドボード
2 《吸魂術》
2 《猫足払いの罠》
4 《呪詛円陣》
2 《吸魂円陣》

実はまだ、1度しか戦ってないが、その試合では圧倒的な勝利を収めている。
コントロールライクの闇単デッキで、サイドボードによってデッキをより鋭角的に作り変えられるのが特徴だ。
更に《猫足払いの罠》でしっかり例のあのデッキも対策している。
次に戦うのは29。基本的に動き出しが遅いため不利だが、プレイングによっては…!?
そしてネタデッカー同士の本気の戦いでもある。乞うご期待。



以上、これらがセミ・ファイナリストのデータだ。
全てのプレイヤーの全てのデッキに、工夫が見られるつくりとなっている。
さあ、優勝は誰の手に渡るのか!?またどのような駆け引きが繰り広げられるのか!?
全ての期待を胸に、遅ればせながら宣言させてもらう。

準決勝戦、開始!!


 
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